小学校6年の算数における子どもたちの学習を支援するアプリです。
用意された三角形や四角形などの図形のオブジェクトをiPad上で操作しながら、自分で考えたり、友だ
ちに説明したりすることができます。
「対称な図形」は、以下の2つの内容で構成されています。
○三角形の角
三角形の3つの角を切り離し、直線上に並べて3つの角の大きさの和が180°になることを確かめたり、
説明したりするツールです。
また、道具箱の中から、分度器を出して確かめることもできます。
○四角形の角
四角形の4つの角を切り離して1つの点に集めたり、対角線をひいて2つの三角形に分けたりして、4
つの角の大きさの和が360°になることを確かめたり、説明したりすることができます。
また、道具箱の中から、分度器を出して確かめることもできます。
※道具箱から五角形や六角形を出して、同様なことができます。
〈主な特長〉
iPad上での具体的な操作は、子どもたちが問題解決のための道筋を目に見える形で、様々に試行錯誤す
ることを可能にします。
iPadを机の上において自分の考えた道筋を、隣の友だちに説明したり、専用のケーブルで電子黒板やプ
ロジェクターなどに接続して、クラス中の子どもたちに説明したりすることもできます。
※iPad1では、接続できません。
〈主な機能〉
【学習モード】
「対称な図形」は、各内容の中で学習の進め方に合わせて「きほん」「はってん」の2つのモードに分かれ
ています。
【道具箱】
初めから画面上に用意された「道具」とは別に「道具箱」の中にも様々な三角形や四角形などが用意され
ていますので、取り出して角の大きさの和について、いろいろな方法で確かめたり、説明したりすること
ができます。
また、道具箱の中には、いろいろな大きさや種類の分度器も入っているので、使い方を学びながら角の大
きさを確かめることができます。
【動かすモード】
配置されている三角形や四角形などを移動させたり、回転させたりすることができます。
また、道具箱から新たに取り出したり、しまったりすることもできます。
【切るモード】
三角形や四角形などを、自由な線で切ることができます。
※切った図形は、「動かすモード」で移動させたり、回転させたりすることができます。
【対角線モード】
頂点と頂点を結んで、対角線をひくことができます。ひいた対角線で、四角形などを三角形などに切り離
すこともできます。
【かくモード】
指を使って文字や数字を書いたり、消したりすることができます。
色や太さも選ぶことができます。
決まった使い方はありませんので、授業の展開や子どもたちのアイディアに合わせて、自由にお使いいた
だけます。
〈QB説明〉算数シリーズは、学習指導要領に基づき、今後も領域や学年別の指導に合わせたツールとして、
ラインナップを増やしていきます。